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タイトルそのままにキリシマの自然は美しく、輝いていました。
〜石田 えりインタビュー〜 |
2004年06月 |
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―石田さんは熊本県八代市のご出身ですね。
「中学3年の夏休みまで八代にいました。父の知り合いに興業主をやっている方がいらっしゃって、地元でいろいろなコンサートを主催されていたんです。美空ひばりさんとか、山口百恵さんとか。たまたま堺正章さんのコンサートを見に行って、楽屋に連れて行ってもらった時にプロダクションの方からスカウトされて上京しました」
―八代には、どんな思い出がありますか?
「中学1年の頃は、よく友だちと電車に乗って、熊本市のスケート場に行ってましたね。夜も明けない朝早くに家を出て、夕方まで1日中滑りっぱなしで。それと、八代駅前に彦一本舗っていうお菓子屋さんがあって、ここはモナカで有名なんですけど、私の大好物だったのがタヌキのケーキ。カステラの上にタヌキの顔があって、中が全部バタークリームなんですよ。私、バタークリームがすごく好きで、今でもクリスマスケーキもわざわざ探して買いに行くくらい」
―今年、九州各地で公開されている映画「美しい夏キリシマ」に出演されていますが、この映画も八代から近い南九州が舞台ですね。
「02年の8月から9月にかけて、1ヶ月半くらい宮崎県のえびの市でロケをしたんですが、映画のタイトルどおり、とにかく自然が美しかったですね。ちょうど夏の真っ盛りで、緑が濃くてキラキラ輝いていました。そういう景色の中にいると、仕事は大変でも、とても優雅な気持ちになるんです。スタジオの中だけだと、ストレスが溜まる一方ですから。それと、やっぱり食べ物がおいしかった。特に地鶏がおいしくって、最高でした」
―やはり、地方のロケでは、食事が楽しみですか?
「それしかありませんからね、楽しみが(笑)。私はすぐ太るタイプなので、撮影中はなるべくセーブしているんですが、〈キリシマ〉の時は、重要なシーンを撮り終えたら『もういいだろう』と思って、ビールを飲んじゃいましたね。その後はもう、もう止まらない感じで(笑)」
―この春、八代と鹿児島を結んだ九州新幹線が開業しましたが、肥薩線では人吉〜吉松間を走る観光列車「いさぶろう」「しんぺい」号がリニューアルし、車窓からえびの高原が見渡せます。
「そうやって、選択肢が増えるのはいいですよね。往きは新幹線でサッと行って、帰りは観光列車でトコトコ帰るとか。便利になればなるほど、美しい自然は残してほしいと思いますから、両方のバランスがとれていればいいですね。私も、いつかそんな旅がしてみたいと思います」
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石田 えり |
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1960年、熊本県生まれ。77年、映画「翼は心につけて」でデビュー。80年「遠雷」で高い評価を受ける。その後も「嵐が丘」(86年)、「釣りバカ日誌シリーズ」(87〜93年)、「華の乱」(88年)など映画を中心に活動を続け、日本アカデミー賞など各賞を受賞。主な舞台出演作に「飢餓海峡」「日本人のへそ」「死と乙女」がある。 |
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パンドラ 03(3555)3987 |
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